こんばんは。
読んでいる方にとっては「おはよう」かもしれないし「こんにちは」かもしれない。
「初めまして」かもしれないし「二度目まして」かもしれない。
前の記事でもありましたが、実はこのブログの筆者のひとりであるはらいちさんと私A子はアベックであり
(カップルって言えよ)、同棲しております。
我々アベック二人とも深い話というか対話が大好きで、ひょんなことからはらいちさんとそのご友人が運営されている「内省.com」に私も参加させていただくことになったのです。
「私なんかが…」と恐れ多い気持ちもありますが、こんな機会滅多にないので楽しいしワクワクします。
そうそう。だから、はらいちさんのご友人と私はオフライン・オンライン合わせてまだ「二度めまして」の仲なのでございます。
ということで今日は自己紹介と文章紡ぎ訓練も兼ねて私が今までにどんな人生を送り、
どのように考えてきたかを書けたらいいなと思います。
え?「お前の自己紹介なんか興味ない」「内省とかけ離れとるやないかい」って?
そうだね。この記事を「読む」あなたにとっては全く内省に繋がり得ないかもしれない。
だけれど、私自身は記事を「書く」という行為を通して内省に関与していることもまた変わりない。
私はあまり文章が上手でないし、人に伝えるのも下手だし、考え方もまだまだ浅はかな人間です。
他のお二人のように綺麗にまとまっていて面白くて読みやすい文章も書けない。
だから、この「内省.com」に興味を持って訪ねてきてくださった皆様には本当に身勝手で申し訳ないのだけれど、この場をお借りして私自身の内省や成長に繋げさせていただければ、嬉しいと思っています。
ご協力くださいますと、とっても嬉しいです。
ご了承いただけない場合は、そのままこの記事を閉じてくださいませ…。
読んでくださるんですね!!わーいわーい!うれしい!
ドンドンパフパフスカラカチャカポコ!ありがとうございます!!
ふぅ。
…とはいえ「おんぎゃあ」と生まれた時から全て書くわけにもいきませんので、
以下にギュンとまとめてみました。
・大学生でうつ病発症、内定辞退。人生の大通りから外れる。
・過剰服薬して病院搬送。搬送当時ノーパン。
・n度にわたる自傷行為and自殺未遂。めちゃ周囲に迷惑かけてた。(ごめんなさい)
・発達障害とその二次障害によるうつで精神科入院。
なんともメンヘラ臭のぷんぷんするくらーいくらーい過去です。
これを見て「うわぁ…」とか「はぁ。」とドン引き・シラけた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この過去があって初めて得た気づきや発見があり、私が今後発信していくにあたってこのお話は外せないのです。
特に自分の人生で大きな転機のきっかけとなったのは、
「精神科の入院」でした。
「精神病棟での生活」と聞いてあなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
暗い雰囲気?
怖い人たちがたくさんいる?
刑務所のようなところ?
私自身、まさか自分がうつ病を発症、ましてや「精神科病棟」に入院するなんて思ってもみませんでした。
しかし結論から言うと、精神科に入院していた約2ヶ月間は自分を見つめ直すための素晴らしい時間だったと思います。
「スマホ禁止」はむしろ好影響
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
普通の病棟と違って精神病棟には様々な制限やルールがあります。
本当に色々面白い決まりがあるのですが、そのルールのひとつに
「スマホ等電子機器の使用時間は9:00〜21:00」というものがありました。
あなたはこんな生活耐えられるでしょうか?
この情報社会の現代に、強制的な情報遮断の時間があったのです。
「眠れないなー」と思ってYouTubeを開き「快眠BGM」も聞けないし、
「暇つぶしにTwitter見よ」「なんか寂しいから友達にLINEしよ」もできません。
しかし、当時の私にとっては好都合なことでした。
外との関わりを断絶したかったからです。
ネット内の情報は役に立つものも大変多いのですが、言い方悪いけど「質の悪い情報」がゴロゴロ転がっているのも否定できません。
あと病みすぎて人間が怖かったので、人間と間接的に繋がれてしまうスマホなんか要らないと思っていました。
(当時の私なら夜中に「アンチメンヘラ」みたいな記事でも見つけようものなら発狂していたと思うし、Instagramで友達の投稿でも見ようものなら「きえええええい!」となっていただろう。)
このルールがあったからこそ、私は図らずも「内省」に近い行為をすることになりました。
余談ですが、うつ病になると夜中眠れずに悩むことも多いのです。しかし、スマホ禁止ルールなので
いくら眠れなくてもネットサーフィンも暇つぶしYouTubeもできません。
そんな夜(毎晩眠れねえかった)に何をしていたかと言うと、
本を読み耽ったり、ボールペンで百人一首や念仏を書き出してみたり、毎日その日あった出来事を日記に記録したり自分の中の気持ちを隠さずに紙に書き出してみたり。
汚い殴り書きですが、当時のメモ書きが残っていたので、添付してみます。
どうでしょうか。(笑)
背脂こってりな重たい言葉が散りばめられていて恥ずかしいですが、
過去にこう思っていたのも事実ですので勇気を出して晒します。
借りたいワードが3つあるのでここでいきなり本の話をします。(え)
はらいちさんが勧めてくれた本のひとつに『「普通がいい」という病』という(どうでもいいけど「という」被りですね)、精神科医である泉谷閑示先生著作のものがあります。
この本の中で泉谷先生は感情や欲求の場が「心」、理性の場が「頭」と表現しています。
「心」と「身体」(感覚の場)は繋がっていて、「心=身体」が「頭」の声に反乱を起こすのがうつだ、と。
そうそうこの「頭」「心」「身体」を借りて説明したいんです。順序よく文章書くのって難しいね。
さてここでメモを見返してみますと、
「自分はどう思っているのか」
「どんな自分なら許せるのか」
「ホントはどうなりたいのか」
「なぜ生きるのがつらいのか」
など、それはもう正直すぎるぐらい正直に自分の胸中を紙に書き出していたようです。
なるほどこんなに心は嫌だと言っているのに、頭が必死に「こんなこと思うこと自体間違っているよ」と
感情の否定までおこなっていますね。
当時は出てきた感情に善悪や優劣をつけず、「観察する」という術があることを知らなかったため、
できない自分は死ぬべきだ!みたいな過激派思想でした…。
がむしゃらに自分の感情を書き出してみる
こんなに稚拙な文章なのに、ここまで読んでくださった方は本当に根気強いですね。(主観of主観)
ありがたいので一度感謝を述べておきます。
ありがとうございます。
さて、あなたは一度でも自分の感情を何の脚色も加えずに書き出してみたことがあるでしょうか。
いざ紙に書く!ってなると、人は意外にも脚色し始めるし、「頭」の声を書いてしまいます。
いかに自分を偽らずに「心」の声を正直に書けるか。はえー難しいね!
「自分はとっても感情的でえす!」っていう方には是非とも一度試して頂きたいです。
…といいつつ自分も「今思えばアレは内省だったのかなぁ。」ぐらいの感覚で、
どんな手法が皆さんの内省に役に立つのか具体的にお伝えするのには少々自信がありません。
そこでこんなにわかりやすく具体的かつ効果的な手法が記された記事がつい最近アップされていたので
引用させて頂きます。
…ああなんてわかりやすいんでしょう。すごいなぁ。
当時のスマホがない環境と己の内側を見つめざるを得ない状況が合わさることで
図らずも内省のようなことをしていたんだなぁワイ。
素晴らしい手法が紹介されているのでまだ読んでいない方はぜひご一読くださいませ。
「内省」と「対話」
自分の内面を観察し、言葉にしながら自己理解や自己受容に努める「内省」。
他者の話を傾聴し、自分以外の人間について理解を深め心を通い合わせる「対話」。
私はこの「内省.com」を通して、より質の高い内省やいろんな価値観をもつ方々との対話に挑戦していきたいと考えています。
現に、記事を書くときもできるだけ一方通行にならないよう、読む方と対話するように意識しているのですが、
果たしてできているのでしょうか…。
今はできていなくとも、徐々にできるように頑張ります。
生きるのを放棄しようとしていた自分が、どれだけ人生を味わい深いものにするか。
「内省.com」に関わるみなさんと一緒に人生を深く追求できたら、と考えるととってもワクワクします。
いつかの機会に、「対話」についてもお話しさせていただこうと思います。
長くて読みづらかったかもしれませんが、ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました!
では、またね!
by A子