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24km、散歩の旅~空白の心地よい時間~

空白の時間を求めた、休暇の過ごし方

2022年11月19日。

快晴。気候も11月下旬に近づくとはいえ、暖かく散歩日和。

最高のコンデションで、私は友人と王子駅から草加駅近郊にある「草加健康センター」をゴールに散歩をしました。

なぜか。

散歩することが楽しいからです。

散歩を通じて、会話や頭の整理、そして新しい気づきが得る機会になるだろうと思い実施しました。

想定では15kmの旅。

蓋を開けてみたら寄り道もしたため24kmほど歩いた計算になりました。

脚パンパン。

ゴール感として適切かと思ってましたが、全然だめでした。

いつも距離を見誤ってしまうのですが、サウナも含めて合計10時間。

とても楽しい旅でした。

こういう企画に付き合ってくれる友人はほぼいなく、本当に感謝しています。

私は先週、一番楽しみな予定でした笑

そして最高の時間になりました。

寄り道したこともあり大幅に歩く距離が多くなってしまったのは友人に大変申し訳ないですが…

あんまり日記みたいなことを書くつもりはなかったのですが、せっかくなので残しておこうと思いまとめてみました。

思索したり、散歩を徹底的に趣味にしたいという気持ちが他の人の新しい選択肢などになったら嬉しいなと思ってます。

王子駅スタート。「渋沢記念館」で学ぶ傑物の人生。

王子駅を集合駅にしました。

ロータリーや都電荒川線との接続もあり、面白い駅構造になってました。

初めて降りた為、集合にめちゃくちゃ手間取ることにはなったものの、無事スタート。

王子駅を出発点に選んだ理由は2つ。

  • 荒川を突っ切って埼玉を通り草加に向かえる駅がよかった(元々は赤羽予定)
  • 王子にある渋沢記念館が気になっており、そこに寄ってみたかった

渋沢栄一は、最近自伝や彼の略歴を漫画にした「栄一 ~渋沢栄一伝~」や「現代語訳 論語と算盤」を読んでおり、事前知識もあり興味ある人物で、渋沢記念館の展示はとても楽しめました。

毎年毎年、年表レベルの実績を形作り、富国強兵を志す開国直後の日本を多くの事業創造で支えた傑物。

事実に対してただすごいなあと感動をするだけでなく、彼自身の中にある「論語」を中心とした学問を基礎とした哲学、道徳、信念。

それらが確固とした幹となり、忙しく責任も大きかった課題解決を乗り越え、形にしたのだろうなと。その気づきは今後の自分を考える1つのきっかけになりました。

飛鳥山公園のSF、家族たちの長閑で豊かな公園での時間。

渋沢記念館は、王子駅横にある飛鳥山公園というところにあります。

ここの公園にはSFや大きな児童公園としての遊具が多数あり、子育て層に喜ばれる空間になっていました。

小山になっているため登るための小さなロープウェイがあったり、ちょっとした高台付近にある芝生エリアにブルーシートを広げて寝っ転がっている方がいたり。

長閑で豊かな時間の過ごし方にあふれていた公園でした。

木々だけでなく、花々もたくさんの種類があり、自然を満喫しながら思索するにはもってこいの場所でした。

お勧めです。

脚の休憩と、飲兵衛の街「赤羽」でのホルモン焼肉ランチ。

渋沢記念館、飛鳥山公園を出て、まずは赤羽へ。

本屋で遊びをするためにそこをまずゴールに向かってみました。

遊びの概要は以下の記事に書いています。

誤算だったことが2つありました。

  • ちゃんと地図見ればわかることなのですが、赤羽と王子は1駅の違いかなと思ったらその間に「東十条駅」があったこと。
  • 土地柄なのかまっすぐに最短距離行く道がなく、突っ切る道がなく右往左往する必要があったこと。

こういうのは新しい出会いになるので無計画な方が私は好きなのですが、思ったより距離を歩く必要が出てしまったため、若干後悔しました笑

脚が第一限界を迎えたので、食べていなかった昼を食べるために赤羽の飲み屋街に。

ちょっとこだわろうかなと思って探し始めた矢先に目についた「ホルモン青木」にイン。

エネルギーチャージ。とても美味しかった。

脚のチャージもできたので、本丸の草加へ向けてまた歩みを進めます。

広大で雄大な空と見晴らしの良い荒川での風景。

わざわざ北区の駅から歩き始めた理由。

それは、「荒川」を横断するのが主目的の1つでした。

Blue Giantの実写化と演奏家の名前を思い出すことに時間を使いながら、荒川へ。

写真の通り雄大で周囲にほとんど建物がなく、とても開放感のある空間。

釣りやピクニックを楽しむ人々。

サイクリングを楽しむ人々。

いろんな人がそれぞれゆったりと過ごせるような空間。

この近くに住むのも良いなと思った瞬間でした。

写真の通り、夕暮れ近くで最高に綺麗な空と空気。

こういうのがあるから散歩はやめられないのです。

東京に一番近い、埼玉県「川口市」で詩とJazzの関係性を考える。

荒川を横断する東京と埼玉をつなぐ大橋を歩き切り、埼玉県川口市へ。

ここらへんは車通りが多く、なかなかに喋りにくかった。

行ったことがない場所であっても、できるだけ住宅街というか車通りの少ない道を選択できる場所が散歩(特に1人ではない場合)はベストです。

この時は本当にいろんな話をしました。人生のこととか本当にたくさん。

お互い音楽をやっていたこともあり、川口市の歩道橋にあった「飲むなら乗るな。乗るなら飲むな」という標語をきっかけに、詩の話やアドリブ、Jazzなどについて会話したりしました。

ひたすら歩き続けるパートなので、ここは文字少なめです。

地方感があるが、旅に彩を与えてくれる地元密着のスーパー。

これは一回、バーミアンで第二回目の脚休憩後に見つけたスーパーです。

こういうみたことがないものを見て、それをきっかけとして様々なことを連想し、考えることがとても楽しい。

自分が見えている世界はすごく限定的で、もっと広がりがあるし、可能性は無限大だよなと思った時でした。(拡大解釈すぎかもですが)

爆熱ロウリュとサービス期待値の高い食堂のある、最高のサウナ。

そして、最後はゴール。

草加健康センター」です。

系列の厚木健康センターには行ったことがあったのですが、ここは初めて。

最近のサウナ界隈のランキングでずっと上位にあり、とっても評判の良い名店の1つです。

場所的に行きづらいこともあったのと、会社の人たちが結構いっているという噂があり、個人的に避けていました。

とはいえいつか1回はいっておきたいと思い、今回ゴールに設定したわけです。

ここは最初に黙浴することに対して同意書を取ります。

個人的にはとても素晴らしいなと感じました。

完全に守り切っている人が全員ってわけではないですが、とてつもなく混雑しているのですがみんなでマナーを守りながら楽しもうという気持ちがあり、心地よい空間でした。

入ってすぐ、たまたまですが爆熱ロウリュのイベントに遭遇。

一番上にいたのですが、過去に熊本の湯らっくすで死にかけた恐怖心から一番下にそろっと移動。

結果的に正解だったなと思えるくらい激熱でした。

その後には若干落ち着きぎみのロウリュイベントもあり、すごく良いサウナ体験を過ごすことができました。

その後はご飯。

食堂に入ると「料理提供まですごく時間がかかるかも」という相談があるほどに大盛況。

早めに中華系は来るとのことなので待ってみることに。

注文取る時にも、料理提供までお時間かけてしまうと思いますがご了承ください。

と何回もいうくらいだったので15分とか30分くらいを覚悟。

そしたらなんと、5分ほどできました。

どれだけサービス提供の期待値と基準が高いのだろうか、と思いました。

こういう運用に対するあくなきこだわりがあるからこそ名店なのかもしれません。(たまたまだったかもしれないし、普通なのかもですが)

そんなこんなで散歩の旅を終え、サウナ・食事で最高の1日を終えたわけです。

大人になっても楽しめて、無限大の可能性がある遊びこそ「散歩」

私は散歩というものがとても大好きです。

人生一生やり続ける趣味だと思ってますし、常に楽しみ方を無意識に考え情報収集しています。

こういう小さな旅を設計するなども散歩の楽しみ方だと思ってます。

散歩はシンプルな行為で、趣味といえるようなものと思わないかもしれないですね。

ゴルフなどのスポーツに比べたら、地味に見えます。

公言する趣味と思える人も少ないかもですね。

ですが、私はこの散歩こそ無限大の可能性がある遊びだと考えてます。

最高の趣味として深掘りがいがたくさんあるのです。

昨日の旅のように、また散歩を楽しむ提案を別の機会でもやってみたいなと思ってます。

参考になれば嬉しいです。